【APDの特徴とサポート】APDを知って子どもの「分かる」を育てよう!

こんにちは!「子どものAPDとサポート」を発信している彩音です!

・理解は悪くないのに授業についていけていない
・学校で習った内容をぜんぜん覚えていない

そんな子どもの様子に不安を感じたことはありませんか?

うちの子もまさにそうでした。

「なんで覚えてないの?」「授業ちゃんと聞いてなかったの?」
とついイライラしてしまう日々。

実際、学校のテストの点数もあまりよくなくて、どうしたらいいのか分からず、もどかしい気持ちでいました。

でもある時、言語聴覚士(ST)の夫が

もしかしてAPD(聴覚情報処理障害)かもしれないな

と言ったことをきっかけに

聞こえていないわけじゃない。
聞こえてはいるのに、頭に入ってきていないんだ。

ということが分かってきたんです。

そして子どもと一緒に病院に検査に行ったところ、やはりAPDだということが分かりました。

それまで原因が分からずモヤモヤしていたので、落ち込むというよりは、パッと目の前が明るくなったような気持ちになりました。

そして、

この子のためにAPDのことを勉強しよう!できることがあったら全部やってみよう!

そう思ってからは、どんどん「できること」が見つかり道がひらけていったんです。

そして気づけば子どもは学校の授業についていけるようになり、なんと100点をとって帰ってくることも

子どもにとって「分かった!」が増え、学校のことも前より楽しそうに話すようになったんです。

このブログでは、そんなわが家の体験をもとにAPDのこと・家でできる学習サポートをご紹介します。

APD(聴覚情報処理障害)ってなに?

APD(Auditory Processing Disorder/聴覚情報処理障害)とは、耳は正常に聞こえているのに、言葉の理解がうまくできず追い付かないという状態のことです。

その結果、日常のさまざまな場面で「聞こえにくい」「聞き取れない」と感じることがあります。

本人はがんばって聞いているのに、脳でうまく処理できないために、「ちゃんと聞いてない」「やる気がない」と誤解されてしまうことも。

うちの子もまさにそうでした。

どんな子に見られる?よくある困りごと

APDの子どもの特徴としてはこのようなものがあります。

  • 授業中にぼーっとしているように見える
  • 何度も同じことを説明しないと伝わらない
  • 集団の中で指示を聞き逃してしまう
  • 騒がしいところだと聞き返しが多い
  • トンチンカンな返事をするときがある

こんな様子に少しでもピンときたらAPDの可能性も考えられます。

詳しいチェックリストもあるので一度チェックしてみてください。

「もしかしてAPD?」子どもの特徴とチェックリスト【言語聴覚士監修】
「なんども聞き返す」「聞こえているのに内容が入らない」そんな子どもの様子、もしかしてAPDかも?言語聴覚士が監修したチェックリストで、お子さんの聞こえの困りごとをやさしく確認できます。

APDの子どものためにできること

でもAPDかもしれないと思ったら、そこからできるサポートはたくさんあります。

①まずは専門家に相談してみましょう

APDが疑われる場合、言語聴覚士(ST)による検査が必要です。
検査では、

・聞き分けの力
・雑音下での理解力
・言語処理能力のバランス

などをチェックし、子どもの聞き取りにくさの原因を特定していきます。

またAPDは発達障害との関係も深いので、事前に発達検査をすることが多いです。

【APD検査】どんなことをするの?現役の言語聴覚士がくわしく解説!
「聞こえているはずなのに、話が頭に入ってこない」 「何度も伝えないと、子どもが指示を理解できない」 そんな困りごとが続くと、 「もしかしてAPD(聴覚情報処理障害)かも…?」と感じることがあるかもしれません。 この記事では、実際にAPDの検...

②学校や行政へ相談をしましょう

学校に「話が聞き取りづらい特性があるかもしれない」と伝えることで、席の位置・話し方の工夫・板書のサポートなど、配慮が得られるケースもあります。

またAPDの子どもが騒がしい環境でも先生の声をクリアに聞き取れるようにする補助機器として、「ロジャー」というものがあります。

先生にマイクをつけてもらい、その声が子どものイヤホンに直接届くという仕組みです。

これによって周囲の音を減らし、先生の声だけを届けることができます

APDと診断された場合、自治体によっては購入費用の一部が助成されることもあります
学校と自治体に相談してみてください。

学校での支援についてはこちらの記事でもまとめています。

【APDでも支援級に入れる?】通常級とのちがいやサポート方法を解説
子どもがAPD(聴覚処理障害)かなと思ったときや、病院で診断されたときに 「支援級って選べるの?」「うちの子も対象なのかな?」 と気になる方も多いと思います。 わが家の娘もAPDと診断されており、学校との関わり方についてたくさん悩み、相談し...

家庭でできる!APDの子どもに合った学習サポート

ロジャーは教室という「音の多い環境」での聞き取りを助けてくれる、強力な支援ツールです。

でも、それだけでAPDの困りごとすべてが解決するわけではありません。

なぜなら、APDの子どもは、「聞こえること」と「理解すること」が一致しない場面があるからです。

APDでは、たとえクリアに音声が届いても、

  • 言葉を理解するのに時間がかかる
  • 理解しようとしているうちに話しがどんどん進んでしまう
  • 授業についていけなくなる

といった困りごとは残ってしまいます。

だからこそ、家庭での学習サポートがとても大切になってきます。

家庭でできるサポートだけで「あゆみ」が変わった!

娘は、小学2年生の終わりごろにAPDと診断を受けました。

検査を受けようと思ったきっかけは、学校の授業についていけず、テストの点数が取れていなかったことからです。

ですが、APDだと分かってから、できることを少しずつ家庭で取り入れていった結果—

通塾もせず、家庭のサポートだけで、学校の成績がぐんと伸びました。

3年生の1学期と3学期の「あゆみ」を比較すると通知表の◎がすごく増えました!

学校の先生からも「急に授業への理解がよくなった」と言っていただけました。

取り入れたことはどれも難しいことではありませんが、意識したのは学校の授業をちょっとだけ先取り」すること。

例えば教科書を先に目をとおしておいたり、あとでご紹介するオンライン教材で先取りもしていました。

担任の先生に、授業のスケジュールも共有してもらっていました。

授業の内容があらかじめ頭に入っていることで、先生の話のテンポが少し早くてもついていけるようになりました。

わが家が取り入れた学習サポートアイテム

APDの子どもの場合、耳で聞いて学ぶスタイルよりも、自分のペースで目で見て学ぶスタイルのほうが、内容が頭に入りやすいことがあります。

実際、わが家でも、私が隣でつきっきりで教えていた時期がありましたが、そのときは声の情報がうわすべりして、理解が追いついていない様子でした。

でも、タブレットで「目で見て学べる」タイプの教材に変えてみたところ、子どもにはすごく合っていたようで、そこから自分から進んで勉強に取り組むようになっていきました

ここから、わが家で取り入れている学習サポートアイテムをご紹介します。

1. すらら(国語・算数・理科・社会のオンライン教材)




すららは学年を超えて学べるのが特徴。

さかのぼりも先取りもできるので、苦手な分野は丁寧に、得意な分野はどんどん伸ばせます。

国語・算数・社会・理科の4教科に対応しているので、学校の授業のサポートにもぴったりです。

すららを始めてから勉強に自信がついたみたいです!

発達障害やAPDの子に「すらら」は合う?実際に使ってみたレビュー
発達障害やAPDのある子にオンライン教材『すらら』を使った体験レビュー。先取りで授業がラクに、自信がついた理由を詳しく紹介します。

>>【すらら】を詳しく見る

2. RISU(算数特化タブレット教材)




うちの子は算数が苦手だと思っていましたが、RISUを始めてから「算数、苦手じゃなかったのかも?」と気づくことができました。

音で聞くだけだと頭に入りにくいAPDの子には、目で見て学習するタイプのRISUがとても合っていました。

算数以外はすらら、算数はRISUで学習しています。
今では算数が1番の得意科目になりました!
【発達障害やAPDにおすすめ!】RISU算数を選んだ理由と体験レビュー
APDや発達障害の子にRISU算数は合う?先取り学習の効果や実際に使って感じたメリットを体験談つきで紹介。

>>RISUを体験してみる
(クーポンコード「ari07a」を入力すると体験ができます)

3. AirPods Pro 2(ノイズキャンセリングイヤホン)


AirPods(Apple製)を使うようになってから、雑音に振り回されずに集中できる時間が明らかに増えました!

周りの音に疲れやすい
集中しづらい
勉強に取り組むのが苦手

そんな子にこそ「音のストレスを減らす」アイテム、ぜひ使ってみてほしいです。

ノイズキャンセリングイヤホンをつけるとパッと集中モードに切り替わります!

APDや発達障害の子におすすめノイズキャンセリングイヤホン3選【全部使ってみた!】
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おわりに

子どもが「もしかしてAPDかも」と気づくだけでも、もう大きな一歩を踏み出しています。

特性を理解して家庭でできる工夫をどんどん増やしていけば、子どもがグンと伸びるときがきっときます。

一緒に焦らず頑張りましょう。

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