「もしかしてAPD?」子どもの特徴とチェックリスト【言語聴覚士監修】

APDとは?

「なんども聞き返してくるけど、ちゃんと聞こえてるのかな…?」
「外出先だと、会話がうまく通じないことがある…」

そんなお子さんの様子に気づいて、「もしかしてAPD(聴覚情報処理障害)かも?」と心配になるママやパパは多いです。

APDは「音は聞こえているのに、頭の中でうまく整理できない」ことが原因で、にぎやかな場所や話の内容によって困りごとが出やすくなります。

この記事では、APDの子にあらわれやすいサインを、言語聴覚士の夫に聞いてまとめました。

「うちの子もしかしてAPD?」と思ったら、まずはこの記事で一緒にチェックしてみてください。

APD(聴覚情報処理障害)ってどんなもの?

APDは、耳で聞こえた音を脳でうまく整理できないことをいいます。

つまり音自体はちゃんと耳に入っているのに、意味や内容を理解するのがむずかしいことがあるんです。

たとえば、にぎやかな教室の中で先生の声が聞きとりにくかったりします。

そして、

聞きとりに集中しないといけない

意味を理解するまでにタイムラグができる

さらに話しについていけなくなる

という悪循環になりやすいです。

だから「聞くこと」が苦手になりやすくて、勉強や生活で困ることがでてくることもあるんです。

【チェックリスト】気になるサインをかんたんにチェック!

APDの子に見られることが多いサインを、わかりやすくまとめました。
「はい」「いいえ」で答えて、「はい」の数を数えてください。

  1. 家族や友だちに呼ばれても気づかないことがよくある
  2. 特に後ろから声をかけると反応しないことが多い
  3. ざわざわした場所で先生の声が聞きとりにくいと言う
  4. 指示や説明をよく忘れる
  5. 会話の内容をすぐに理解しにくいことがある
  6. 分かったふりをして聞き流している様子がある
  7. 電話での会話がスムーズにいかないときがある
  8. 会話が長くなると上の空になっていく
  9. 「え?」と何度も聞き返すことが多い
  10. 集中が続かず、すぐに気が散る
  11. 周りの音に敏感でイヤがることがある
  12. 学校の成績が不安定
  13. 聞きまちがいや話のすれちがいが多い
  14. テレビを字幕で見たがる
  15. トンチンカンな答えをするときがある

【判定】
5つ以上「はい」があれば、病院で相談してみることをおすすめします。

APDかどうかの検査もできますし、検査結果をふまえて、その子にあったサポートを一緒に考えていきます。
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おわりに:ゆっくりでいい、気づくことから始めよう

APDは決して特別なことじゃなくて、早く気づいてサポートしてあげられれば、子どもはグンとラクに毎日を過ごすことができるようになります。

あなたが気づいてあげたこと、それだけでお子さんにとって大きな力になっています。

また授業の内容を聞き取りづらく学びが遅れていってしまうこともあるので、早め早めに動くことが大事です。

「もしかしてうちの子APD?」と思ったら、まずは焦らずにAPDのことを知り、子どものためにできるサポートを考えていきましょう。

前向きに、あなたとお子さんのペースで、一緒に歩んでいきましょう。

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